西荻窪アンティーク・古家具・古道具のカフェスタイル雑貨ショップ『ひぐらし古具店』 / カフェ・ベーカリー・雑貨・美容室・住宅のリフォーム

ドイツのTelenorma(フランクフルト）で製造された、

1930年代中〜後期、もしくは1940年代初頭の

非常に美しいドイツ工業用時計です。



Telenormaはドイツ鉄道の駅時計のメーカーでもあったので、

文字盤は古典的と言われるデザインで何十年も変わらないと言われています。

バウハウスによる時代を超越したデザインを取り入れた、アラビア数字のフォント。

無垢材を使用した本体、特許取得済のクロージャでドーム型のガラスを開閉できます。


サイズは、WH29cm×D8cm。

ロゴマークは菱形にTNと刻印されています。



ボディーは木製、ガラスは開閉式で、枠はクロームメッキ。

裏面をみると木製なのがわかりますが、表側の木部分は艶があり、高級感も感じます。

視認性抜群の数字と、逆に外側に向かって細くなる

針の組み合わせがかっこいい、シンプルなデザイン。

赤い秒針がアクセントになっています。

秒針は１秒ずつ刻むタイプですが、カチカチという音は小さいです。



個人的に好きな時計メーカーの１つで、デザイン性に優れ

多くの種類の工業クロックを見る事ができます。

単三電池式（クウォーツ）なので、電池を入れるだけで使用できます。

古い物ですので、小さな傷や汚れはありますが、TNらしい雰囲気のあるクロック。





【ブランドについて】



アンティーク掛け時計Telefonbau＆Normalzeitを略して

Telenorma(テレノーマ）やT＆Nといわれています。

電信、電車、電子機器などで活躍した企業で、

日本で言うところのNTTや郵便局のような会社です。

現在も電車や公共施設など多くの施設にTNの時計が使用されています。